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2月のグローバル為替見通し:米ドル、ユーロ、日本円、豪ドル
Mike Smith
6/2/2026
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2月の外国為替市場は、インフレの持続性、労働市場の強さ、そして中央銀行による情報発信が主な変動要因となる見通しです。米国、欧州、日本、オーストラリアで重要な経済指標の発表が相次ぐため、目先の相場はトレンド主導というよりも、イベントや市場の再評価(リプライシング)に左右される展開が予想されます。 

クイックファクト

  • 米ドルは引き続き市場の重要な基準点であり、米国の経済データが利回りや広範な為替市場の再評価を主導しています。
  • ユーロは、欧州中央銀行(ECB)のメッセージや、今後発表されるインフレおよび経済活動の指標に対して高い感応度を維持しています。
  • 日本円は国内データや日本銀行の姿勢と密接に連動しており、米ドル/円は利回り見通しの変化に鋭く反応する傾向があります。
  • 豪ドルは金融政策の影響を受けやすく、世界的なリスクセンチメントや金属価格に加え、国内のインフレや雇用統計が特に重要視されるでしょう。

米ドル(USD)

主要イベント

  • 非農業部門雇用者数(NFP)および失業率: 2月11日 午前8:30(米国東部時間) | 2月12日 午前12:30(オーストラリア東部夏時間)
  • 消費者物価指数(CPI)、総合およびコア: 2月13日 午前8:30(米国東部時間) | 2月13日 午後12:30(オーストラリア東部夏時間)
  • 個人所得・個人支出(PCE物価指数を含む): 2月20日 午前8:30(米国東部時間) | 2月21日 午後12:30(オーストラリア東部夏時間)

注目ポイント

米ドルは引き続き、インフレや労働市場のデータ変化と、それが連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ見通しに与える影響によって動く可能性が高いでしょう。最近の 連邦準備制度の独立性 に関するニュースも、米ドルのポジション調整にボラティリティをもたらしています。 

インフレの強さや労働市場の底堅さは、利回り期待の高まりを通じて米ドルの下支え要因となることが一般的です。逆に指標が軟調であれば、金利面からのサポートが弱まり、ユーロ/米ドルや豪ドル/米ドルといった通貨ペアが安定を取り戻す可能性があります。

注目チャート:米ドル指数(DXY)週足チャート

米ドル指数 | TradingView

ユーロ (EUR)

主要イベント

  • ECB政策金利発表: 2月6日 午前0:15 (AEDT)
  • ECB記者会見: 2月6日 午前0:45 (AEDT)
  • ECB GDPおよび雇用統計速報値: 2月13日 午後8:00 (AEDT)

注目ポイント

ユーロ (EUR) の方向性は、ECBが経済活動を著しく悪化させることなく現在のスタンスを維持できるか、あるいはインフレや成長率のデータが緩和期待を前倒しさせるかどうかに左右されます。

堅調な成長とインフレの持続は、「高金利の長期化」という市場の織り込みを支える可能性があります。一方で、成長の鈍化やインフレの軟化は、特に緩和期待を早める要因となる場合、通貨の重石となるでしょう。

注目チャート:EUR/USD 週足チャート

EUR/USD 日足チャート | TradingView

日本円 (JPY)

主要イベント

  • 日本 四半期GDP速報値(2025年第4四半期、一次速報): 2月15日 午後6時50分(米国東部時間) | 2月16日 午前10時50分(オーストラリア東部夏時間)
  • 全国消費者物価指数(日本): 2月20日(日本) 

注目ポイント

日本円は引き続き、国内の利回り変動や日本銀行のメッセージに敏感に反応する状況です。政策期待がわずかに変化するだけでも、ドル円相場が大きく動く可能性があります。

経済成長やインフレが堅調であれば、国内金利の上昇や日銀の政策期待の変化を通じて円高要因となる可能性があります。逆に、指標が軟調であったり、日銀が慎重な姿勢を示したりした場合は、ドル円相場が底堅く推移するでしょう。

注目チャート:ドル円 日足チャート

ドル円 1日足チャート | TradingView

オーストラリアドル(AUD)

主要イベント

  • 豪準備銀行(RBA)金融政策決定会合議事要旨: 2月17日 午前11時30分(オーストラリア東部夏時間)
  • 賃金物価指数: 2月18日 午前11時30分(オーストラリア東部夏時間)
  • 労働力調査: 2月19日 午前11時30分(オーストラリア東部夏時間)
  • 消費者物価指数(CPI): 2月25日 午前11時30分(オーストラリア東部夏時間)

注目ポイント

豪ドルは金融政策の影響を受けやすく、国内のインフレ率や雇用統計、さらには世界的なリスクセンチメントや金属価格の動向に敏感に反応します。

賃金やインフレの圧力が根強ければ、金融引き締め期待が高まり、豪ドルの下支え要因となる可能性があります。一方、指標が軟調であれば利上げ観測が後退し、特に米ドルや日本円に対して豪ドルの重石となるでしょう。

注目チャート:EUR/AUD 日足チャート

AUD/USD 1日足チャート | TradingView

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